趣味でラップの作詞をする時、メールを送るときは一語一句気をつけている。
ビジネスメールや公の場に発信するときは尚更だ。
一生残るようなものであれば単語の意味や接続詞、句点・句読点まで最新の注意を払う。
誤字脱字誤用なんてもってのほかだと思っている。
学生時代は理系が得意で文系はどちらかと言うと苦手だった。
読解力はあるほうだと思うが活字がそもそも苦手だった。
語彙力もどちらかと言うと乏しい。
だからこそ、言葉全て単語の意味や読みやすさや尊敬語、謙譲語、丁寧語、スラング、比喩表現、句点、句読点、中点、全角半角、アルファベット、カタカナ、ひらがな、漢字を細かく考えて字を読んだり見たり書いたり打ったりするんだろう。
音楽に興味を持ち始めた頃はずーっと、
「歌詞の意味なんて関係ねー。言葉の音の気持ちよさ重視だろーよ。」
と思っていたし、実際に言っていた。
RedHotChiliPeppersが好きなので尚更だろう。
これは英語が全く読めないまま洋楽ばかり聴いていたからだと思う。
10-FEETのその向こうへを聴いてからその感覚がガラっと変わって、
俗にいう、
「良い歌詞」
というものを意識するようになった。
全て専門家や作者・歌っている人に聞いたり調べたりしたわけではなく、あくまでも個人的な思いだけで、解釈っていうほど立派なものではないけれどちょっと書いておく。
天空アイドルの乃木坂46さん。
説明不要な現代の日本を代表するグループ。
お気に入りの逃げ水の歌詞をみてみる。
作詞は秋元先生。
大人になり、アツくなることがなくなってしまったけれど、"君"に出会ったことであの頃の気持ちを思い出した。また追いかけるけど、見失ってしまった。どこにいってしまったのだろう。
ってな感じだろうか。
追いかけてた夢、また追いかけ始めた夢を蜃気楼に例える秋元マジック。
最初のサビとラスサビ同じ言葉を歌っているけど、全く違う気持ちな気がする。
ノスタルジックで淡くて切なくてどこか懐かしい素敵な曲。
次はパンクロックテイストの強い、絶叫する60度の三年daysの歌詞をみてみた。
2回目の、
「人生最後の十年と引き換えに、 またこの三年が欲しい」
※絶叫する60度 / 三年daysの一文を引用
あたりが凄く好き。
最初から最後までずーっとアツい。
はっきりいって歌詞が直接的なので解釈も考察も無いから、共感できるかどうかという視点になるだろう。
あたしは大好きな歌詞。
他にも、コドモメンタル系列、PASSPO☆、偶想Drop(解散済み)あたりのアイドルが好きな歌詞であることが多い。
音だけじゃなく歌詞を読み込むのも楽しい。