掃き溜め

楽しかったこと、思ったこと、日記

高すぎる感受性

子どもと言うのは感受性が高く何にでも影響を受けるとうことが基本的に多い。

 

あたしも、

 

酔拳を見てカンフーごっこ(兄弟どっちか泣いて終了)

 

駅伝を見てランニング(喘息の発作起こして終了)

 

みたいなことを繰り返していた。

 

今では新しい刺激を受けると深く掘り下げたくなるため、音楽や格闘技、アイドルと

 

出会ってからは深く色々濃いところを知りすぎた感は否めない。それが楽しいんだけ

 

ど。

 

 

 

 

ここからは先々週観に行ったMetal Blizzardのお話し。

 

メタルのライブってのはSummer Sonicで何か忘れたがそれっぽいのを見た以来。

 

ましてや全てがメタルバンドのライブなんていったこと無かった。

 

目的はChthoniC(閃靈樂團)という台湾のブラックメタルバンド。

 

ブラックメタルといっても東洋楽器を使用してめちゃくちゃメロディアスだし、

 

内容は台湾の歴史を歌っている。それを金切り声で叫んでのであえてジャンルをつけるとす

 

れば、オリエンタルメロディアブラックメタルって感じかなと思う。

 

時間が深夜0:15~1:15くらいだったけど、実際の開演は0:45頃だった。

 

そこまでたくさんの素晴らしいメタルバンドを見続けてるから眠たいなんて気持ちは無

 

かった。世界一美しいベーシストといっても過言じゃないDoris Yehさんの前、

 

ステージ下手(しもて)側前から2~3列目をゲット。最高な状態でライブを観ることが

 

出来た。曲といえば最新アルバムの収録曲Battlefields of Ashura(政治=阿修羅の戦場)

 

のMillennia's Faith UndoneやTakasago Arymの収録曲Takaoなどの有名どころしか知ら

 

なかったけど、そんなことは気にならないくらい楽しかったし、かっこよかった。Doris

 

Yeh さんはベース弾きながらフロアを睨み付けてくるんだけど、コレにやられない男は

 

いないと思う。スピーカーの前だったのでFreddy Limさんの強烈な声で鼓膜が爆発しそ

 

うだった。Jesse Liuさんのギターも目の前で観れて感動が止まらなかった。

 

MCは全て英語だったためところどころしかわからなかったが4年ぶりに日本にきたと

 

いうことはなんとなくわかった。

 

 

 

ChthoniCを生で観たことでずーっと前から行ってみたいと思っていた台湾熱が再燃して

 

いる。歴史的背景や政治的な観点の話にはもともと疎いが彼らのお陰で色々と興味が沸

 

いてきた。ネットに溢れかえる過激な右翼や左翼、資本主義や共産主義の人達による偏

 

った情報ではなく正しい歴史や現状を理解したうえで自分にあった思想を見つけられた

 

らいいな。